お知らせ

気分安定薬の副作用について

2022年1月4日

気分安定薬でよく使用する炭酸リチウム(リーマス)、バルプロ酸(デパケン)について、診察中に全部説明することが難しいため、下記にまとめました。

躁うつ病の気分安定薬のところにも同様の文章を挿入したので参照下さい。

*気分安定薬の副作用のまとめ<重要>

以下のような多彩な副作用があるため、炭酸リチウム(リーマス)とバルプロ酸(デパケン)については数か月~半年毎の定期的な薬剤血中濃度の測定が必要となります。また妊娠可能性がある方については原則使用できませんので注意が必要です。

炭酸リチウム(リーマス):血液系(白血球増加)、内分泌系(甲状腺機能異常症、副甲状腺機能亢進症、体重増加)、循環器・腎系(徐脈、心毒性、口渇、多尿)、消化器系(吐き気、下痢)、神経系(手指振戦、認知障害、てんかん)、妊娠(奇形)、薬剤相互作用(NSAIDs、ACE阻害剤、ARB、利尿剤)

バルプロ酸(デパケン):血液系(白血球減少、血小板減少)、消化器系(吐き気、肝障害、膵炎)、神経系(手指振戦)、その他(脱毛、多嚢胞性卵巣症候群)、妊娠(奇形)、薬剤相互作用(アスピリン、ラミクタール)