お知らせ

TFT(思考場療法)について

2021年7月29日

様々な精神症状(不安、パニック、抑うつ)や行動(衝動買い、過食嘔吐)などについて、薬物治療が効かない方、薬を飲みたくない方や副作用のため飲めない方などがおられます。当院では心理士の先生がTFTという経絡を利用した治療を行っておりますので、通院中の方で治療希望の方は主治医にお伝え下さい。

TFTとは

TFTはThought Field Therapyの略で、日本語では「思考場療法」と言います。

認知療法のパイオニアの一人キャラハン博士によって1970年代終わりから研究され、

体系化された新しい心理療法です。キャラハン博士は、東洋医学の経絡のツボをたたく

ことで深刻だった恐怖症を治したところから、研究・発達させました。

TFTは、症状に焦点化しながらも、言葉に頼らない方法で、心理的ストレス、身体症状、どちらかわからない症状にも適用できます。また、エビデンスがある(研究で効果が証明されている)セラピーとしてアメリカの政府機関(NREPP)に登録されています。

TFTの特徴

・トラウマ(心的外傷)、PTSD、恐怖症、不安、ストレス、怒り、悲しみ、罪悪感、強迫性症状、うつ、体の痛み、パニックなど、広範囲の心理的問題に対処できます。

・その効果は90%以上と言われ、年齢に関係なく、ペットにも適用きます。

・方法が簡単で、効果が早いと(10~15分)、副作用なく安全です。

・医療、心理、東洋医学の臨床、福祉関連施設や企業、スポーツ選手など広い分野で活用されています。

・通常の心理療法と違い、セルフケアにも適用できるという大変便利なテクニックです。

・世界の紛争や災害における人道支援に使われています。

自己治癒力を活用する

TFTによって症状が消去されるのは、自己治癒力によるものです。特定の症状に必要な経穴(ツボ=施療ポイント)を正確な順序でタッピングすることによって、あなたの経絡(体のエネルギー)が活性化され、思考場にあるパーターベーション(すべてのネガティブな感情の引き金になるような、とげのようなもの)を取り除きます。

 副作用の心配がないのも、私たちの中にもともと備わっている自己治癒力を引き出すからだと考えられます。また、その人の考え方や認知、記憶を変えずに、症状のみを取り除くために、自然なセラピーだと言われています。

日常で使えるTFT

TFTは自分で必要なときにいつでも行えます。器具は必要なく、ツボを指で軽くたたくだけです。不安、恐怖、依存、うつ、トラウマなどさまざまな症状に対応するための手順を定式化したものがアルゴリズムです。問題の症状を一つずつ、適切なアルゴリズムを使って対処します。正しい手順で行えば、だいたい7割以上の確率で問題が解決できます。